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2019.09.22

経費精算システムで作成できる「FBデータ」とは?

経費精算システムで作成できる「FBデータ」とは? メインイメージ

経理業務では、振り込みや残高照会など、銀行での手続きが頻繁に発生します。特に窓口が混みあう月末の手続きが多く、手間を感じている経理部門の方が多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが、企業と銀行をインターネットでつなぐ「FB(ファームバンキング)」の利用です。

この記事では、「FB」の概要や、振り込みの際に利用する「FBデータ」について説明します。

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「経費BANK」は、FBデータ作成機能を搭載した、クラウド型の経費精算システムです。

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おすすめポイント

  • 精算書や支払依頼書を元にFBデータ作成
  • 一部銀行はFBデータのAPI連携が可能
  • 便利な自動仕訳・会計ソフト連携機能
  • 電帳法・インボイス制度に対応
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企業と銀行をつなぐFB(ファームバンキング)

企業は、社員への給与振込や取引先への支払いなどで、頻繁に振り込みを行います。こうした手続きを効率的に行うために利用されているのが「FB(ファームバンキング)」です。

FB(ファームバンキング)とは

FB(ファームバンキング)は、企業の端末から銀行のシステムにアクセスする方法です。基本的に、法人向けのサービスとして提供されています。1980年代に登場し、従来は銀行に行かなければできなかった手続きが遠隔でできるようになったため、便利な仕組みとして注目を集めました。現在も多くの企業で利用されています。

FBが登場した当初は、ISDNを使用した専用回線での接続が行われていましたが、1990年代に入るとインターネット経由による「インターネットバンキング」が普及し始めます。当時は、専用回線を利用した「FB」と「インターネットバンキング」は別ものとして区別されていました。

しかし、時代とともに専用回線を使った取引は減っていき、現在ではFB=インターネットを利用した金融取引を指す場合がほとんどです。FBやインターネットバンキングを総称して「EB(Electronic Banking)」と呼ぶこともあります。

本記事では、FBを「企業が利用するインターネットバンキング」として説明していきます。

FBでできること

FBを利用するためには、まず銀行と契約を結ぶ必要があるため、利用している銀行に問い合わせたうえで申し込みを行いましょう。

FBが利用できるようになると、以下のような手続きが会社のパソコンからかんたんに行えます。

振り込み

指定口座への振り込みが即座に行えます。一度振り込んだ口座や頻繁に取引がある口座を登録しておくことで、同じ口座に何度も振り込む場合の作業などが容易になります。銀行によっては、振込手数料が店頭より安い場合もあります。

多くのFBサービスにおいて、振り込みの手続き自体は24時間可能ですが、手続きしたタイミングによっては、振込先への反映が翌営業日まで遅れる可能性があります。依頼した振り込みがいつ反映されるのか、各金融機関のサービス内容を確認するようにしましょう。

残高照会

FBを利用すれば、店頭に出向くことなく口座の残高照会が行えます。一定期間内の入出金明細をWeb上で確認可能です。また、利用サービスによっては明細をCSV形式でダウンロードすることもできます。

資金移動

複数の口座を持っている場合は、FBを利用して口座間の資金移動をすることもできます。普通預金口座や定期預金口座の開設をWeb上で完結できるサービスも少なくありません。

FBデータとは

FBを利用すると、会社のパソコンから振り込みなどの手続きを行うことができるようになりますが、給与振込など数が多い場合、1件ずつ金額や振込先を入力するのは手間がかかります。手入力での作業は、ミスも起こりやすくなってしまいます。

こうした振込作業を効率化するために利用されているのが、「FBデータ」です。「FBデータ」とは、振込種別や口座番号・金額など、振り込みに必要な情報がまとまったテキストファイルです。銀行のFBシステムにアップロードすると、複数の振り込みをまとめて行うことができます。給与振込のほか、従業員への経費の払い戻し、取引先への支払いなど、振り込み手続き全般で利用されます。

FBデータは全国銀行協会連合会(全銀協)が共通のフォーマットを定めているため、全国どの銀行でも、同じ形式のファイルで振り込みが可能です。

FBデータの作成方法

FBデータは、経費精算システムや給与計算システムなどを使って作成・出力することができます。中には、API連携で金融機関にFBデータを送信し、直接振り込みまで対応できるシステムもあります。

経費精算システムでFBデータを作成

経費精算システムにFBデータ作成機能が搭載されている場合は、経費申請の内容を元にしてFBデータを作成・出力することができます。FBデータ作成機能を活用することで、経費の申請・承認から振り込みまでワンストップで対応可能になります。

特に、経費申請の件数が多い場合や、払い戻し対象の社員が多い場合は、FBデータの作成に対応している経費精算システムの導入をおすすめします。

インターネットバンキングは、個人でも企業間でも広く普及していますが、振り込みの回数が多い企業では、FBを導入するメリットもより大きくなるでしょう。FBデータによって給与支払や経費の払い戻しを一括で行える点は、特に大きなメリットです。対応している経費精算システムを導入している場合は、FBデータによる一括振込をぜひ活用してみてください。

FBデータがかんたんに作れる経費精算システム

SBIビジネス・ソリューションズ株式会社が提供する「経費BANK」は、申請内容に基づいてFBデータ(全銀協既定フォーマット)をかんたんに作成できる、クラウド型の経費精算システムです。

経費の払い戻しはもちろん、取引先への支払い処理も可能なため、FBデータを活用して振込業務を効率化することができます。FBの利用をご検討中の企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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おすすめポイント

  • 精算書や支払依頼書を元にFBデータ作成
  • 一部銀行はFBデータのAPI連携が可能
  • 便利な自動仕訳・会計ソフト連携機能
  • 電帳法・インボイス制度に対応
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FBデータとは?かんたんにわかるQ&A

FBデータとは?
振り込みに必要な情報がまとまったテキストファイルです。振込種別や口座番号・金額などの情報が記載されており、銀行のFBシステムにアップロードすると、複数の振り込みをまとめて行うことができます。
FBデータの作成方法は?
経費精算システムや給与計算システムなどを使って作成・出力することができます。

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